第67回定例会無事終了しました

両槻会第67回定例会、無事終了いたしました。

数日前からの予報は雨、降水確率80%とのことでしたが、当日は朝から暑いくらいの好天となりました。

 いいお天気

それもこれも噂の「事務局長の人徳パワー」?

雨で寒いかと思い、厚着していった上、帽子も持っていなかったので、昼休憩のときに事務局長に

暑いです! 曇りにして!

とお願いしたところ、午後からはいい感じに雲が広がり、快適に。

……おそるべし、「人徳パワー」。



全3幕のお芝居もうまくいきました。

前もって送っておいた脚本を丁寧に読みこんでくれたうえ、ト書きに「大きな声ではっきりと!」と書いておいたら、皆さんそれに忠実に、時にはアドリブも入れてくれての大熱演。
中には「槍」や「天皇記・国記」を手作りしてくれた方もいらして、もう大盛り上がりでした。
みなさん、本当にありがとうございました。

んで、前にも書いたけど、出演者の皆さんにはボツになった「おちゃらけ版・乙巳の変」台本をプレゼントしたんだけど、おちゃらけては書けなかったのが、蘇我蝦夷が死に臨んで船史恵尺に天皇記と国記を託す第3幕でした。
どうしてもじめじめと暗い場面になってしまうのでね。

それを吹き飛ばしてくれたのが第3幕に出演して下さったお二人。

なんと!
セリフを全部関西弁で演じてくれたのです!

関西弁になっただけで、あのじめじめした場面が、あ~らびっくり、なんとも楽しい、からりとした場面に!
お二人の機転に、心から感謝します。

それにしても、関西弁しゃべれるっていいなぁ~。
なんか、当たりが柔らかくなるもんね。
きついこと言われても、関西弁なら、ま、いっか、みたいな。
飴ちゃんを常時持ち歩く梅前だけど、関西弁を操れないがために「大阪のおばちゃん」にはなりきれない。(「はい飴ちゃん」と差し出したとたんに「偽者じゃぁ、であえ、であえ」と捕縛されること間違いなしの悲しい梅前であった)



でね。

今回の上演にあたり、ワタクシ、「うちわ」を製作したんですよ。

こんな感じ。

  うちわ


今まで知らなかったんだけど、黒無地のうちわ、百円ショップで売ってるんですね。
蛍光シールのシートを切り抜いて貼れば、コンサートで使えるという。

若い子たちはアイドルたちの名前を貼ったり、「ピースして」とか書いて舞台上から憧れのスターからピースサインを送られて悩殺されたりと、きゃいきゃいと盛り上がるところなんでしょうが、ご覧の通り梅前は「蝦夷」だの「入鹿」だの「中大兄」だのを、チキチキとカッターで切り抜き、貼り付けておったわけでゴザイマス。


  石川麻呂推し2
 「石川麻呂推し」。



そんなこんなで上演は大成功。


懸念されていた「石川麻呂の上表文」も、誰からもツッコまれずにすみました。

「石川麻呂の上表文」の内容は書紀にも記述がなく、でも台本には絶対に必要だったので、仕方なく欽明朝に記載されていた、韓からの使いの上表文をまんま持ってきてでっちあげたのです。
偽の儀式だったとも噂される「三韓進調の儀」、誰がでっちあげたのか真相は謎のままですが、1300年の時を経て、梅前もそれに加担したってわけですな!(笑)

というわけで皆さん、あの上表文、偽物ですよ! 
信じないように!
どっかに転載したりしたら赤っ恥かきますよ!





定例会は、入鹿首塚、「伝」飛鳥板蓋宮推定地(第1幕)、エビノコ郭(今はただの駐車場!)とめぐり、石舞台の脇でお昼のあと、てくてく歩いて稲渕へ。
ポイントでの説明は、すべて事務局長が行いました。
請安先生のお墓にお参りしてから(第2幕)、飛び石を渡って朝風峠へ向かい、稲渕宮殿遺跡へ。東橘遺跡に想いを馳せ、甘橿丘東麓遺跡で第3幕上演ののち、疲れた足に鞭打って甘橿丘展望台まで上りました。

全行程11キロ。(でも実際の万歩計によれば14キロでした)

なかなか歩きごたえのあるコースでしたが、皆さん元気に歩かれ、楽しんでくださったようでした。


終了後、打ち上げで美味しい中華をいただいたあと、7時半の近鉄特急に飛び乗り京都へ。帰京し家にたどり着いたのは深夜0時をまわっていました。


……ああ、楽しかった。

(2018年11月20日)

 

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